斉藤 卓治
Takuji Saito
ペーパークラフト(紙細工)で昆虫の生態を立体表現
1956年京都府生まれ。一枚の紙から、リアルな昆虫達を生み出す。いつか草むらで鳴くコオロギの声を耳にした時、バイオリンを一生懸命演奏する
紙のコオロギを思い出してもらえるような、人の心に長く残る作品制作を目指している。関西を中心に活動。
ギャラリー会場での制作実演や、子供達にペーパークラフトを指導。花にとまり蜜を吸う蜂や可憐な蝶達、草の上で休んでいるウマオイやバッタ、
堂々とした風格で木の幹をのし歩くカブトムシなど、様々な種類の昆虫達をリアルに紙で制作。
ほぼ実寸大の昆虫達がコーヒーを飲みながら新聞を読んでくつろいでいたり、楽器を楽しそうに演奏したりと、ユニークに擬人化された作品シリーズも発表。
昆虫達の繊細な触角、足の先、羽の質感まで綿密な取材を元に表現されています。
絶滅してしまった昆虫も数多く、作品を見た子供達に、身近な足元にいる昆虫達に興味を持ってもらえるきっかけになることを斉藤氏は望んでいます。