樋上谷 彗
イラスト

　ドラゴンとまぼろしのけもの達Q＆A

　Q１　どんな作家活動をされていますか？　　

イラストレーター兼デザイナーです。
主にトライバルと呼ばれる、刺青のような民族文様系のスタイルで描いています。
　昨年からちょこちょこと展示会に出展し始めました。ときどき創作世界の小説を書いたりも。

　Q２　どんな幻獣がお好きですか？

神話系の生物や神様が好きです。決めるのが難しいのですが…しいて言うなら東西南北問わず竜や蛇神。
あと八咫烏、グリフォン、ケルベロス…だめだやっぱり絞れなかった。

Q３　お気に入りの幻獣作品　(小説、マンガ、アニメ、ゲームなど)を教えて下さい。

《小説》「月神の統べる森で(たつみや章氏)」「獣の奏者(上橋菜穂子氏)」「十二国記(小野不由美氏)」「パーンの竜騎士(アン・マキャフリィ氏)」
《マンガ》「BEAST of EAST(山田章博氏)」「ルウ・ガル(姫川明氏)」「人馬(墨佳遼氏)」「魔法使いの嫁(ヤマザキコレ氏)」
《ゲーム・アニメ》「ゼルダの伝説」「真・女神転生」「フェアリー・ゴーン」「デジモンアドベンチャー」

Q4　幻獣ファンの皆様へ一言メッセージをお願いします。

幻獣たちはヒトの想像力が作ったものではありますが、同時にヒトの手ではどうしようもないものの象徴だったりもします。
僕は彼らが、夢と現実のちょうど間にある存在のような気がしているのです。
会いたいと願えば、彼らは気まぐれに夢の中からほんの少し顔を出し、姿を見せてくれる。
それは時には絵や文章の形で、時には音楽や特殊メイク、CGの形でヒトの前に現れ、そしていつの間にか去っていきます。
幻獣をあらわす表現者たちはきっと、その足跡をなんとかこの世にとどめようと奮闘している人たちだとも思うのです。
僕自身は表現者としてまだまだ駆け出しですが、
皆様のもとに僕が出会ってきた幻獣たちの姿や声を少しでもお届けできればと思います。
願わくば皆様の心に足跡を残すことができれば、幸いです。