狼 林 Rou-Rin
花や昆虫、魚、動物や鳥など主に日本の自然生物を写実絵画で表現
主に日本の美しい自然の中に生きる動植物がテーマ。精密に描かれた作品にはどこか温かみがあり、慈しみのまなざしが感じ取られます。
日本におけるワイルドライフアートのさきがけとして活躍。水族館や動物園の博物標本画制作を専門にしてきましたが、現在その活動範囲は広く、
絵本の挿絵、図鑑の生物画、水族館や動物園などの壁画や書割、掛け軸、映画のポスターなど多岐にわたります。
精密な作品は、対象とする動植物の生息地を訪れ、フィールド調査を積み重ねることによって生まれてきます。
奥深い山や森に分け入り、何週間も取材をすることもあります。自然界の美しさ、厳しさ、優しさを自身が体験することにより、
作品に輝くような生命力を宿すことができるのです。取材で体験した、大自然の中での神秘的なできごとを講演し、多くの方々に楽しんでいただいています。
また氏は日本の奥深い山岳渓流に生息する天然イワナの調査と保護活動にも力を入れています。